誰しもAV監督になりたい
いやはや人間の業ってのは深いものでして~
イィイィィィヤァ 落語の入り!!!!
セックスに小慣れてきた頃、我々は一つの願望を抱く。
「色んなプレイがしてみたい」
ポンチをコマンにズッポシズッポシするだけでは飽き足らず次の快楽を求め始める。
それはセックスよりも薄々オナニーのが気持ちいいという事実に気付き始め、じゃあオナニーするかともならないオトコの性である。
そこでたどり着くのが「AVの真似」である。
我々男性は初めてセックスに挑むという時にこれでもかというくらいAVを注視し、普段は目もくれない男優の手の角度や発言を事情聴取のようにノートにまとめ勉強するのである。
そしてまたセックスを終えればAVを見て男優たちのスムーズな体位移動に感銘を受け反省するのである。
このセックスPDCAサイクルによって手マンすら教えてくれない厳しい規制かかった教育の中、日本の性生活は保たれているのだ。
すなわちAVとは困った時に立ち返る人生の教科書であり、いつでも暖かく迎えてくれる実家でもあり、なくてもいいがどこか人生にはなくてはならないと思わせる親友なのである
プレイの幅は広がっていく、アイマスクなどのソフトSMから始まりアナルを開発し終わった後、我々は次にこう思うのである。
「AV監督になりたい」
我々はAVに育てられ生きてきた、育てられた側が恩返しがしたいとAV監督を目指すのは水が山から川へと至極当然の話だ。
我々成人男性の全員が全員例外なくAV監督になりたいそう考えている。
それは恩返しがしたいという気持ち5割、モザイクの向こう側へという気持ち5割だ。 何も間違ってはいない 泣ける話である。
そしてウブな目をした彼女にこう告げる
「俺さぁ... AV監督になりたいんだよね... だから練習でちょっくら撮らしてくれない...?」
当然である。 AV大国日本において業界は激化を重ねている。そんな中に手ぶらで乗り込む訳にはいかないため我々は彼女にハメ撮りのお願いをする。
それは監督になるための特訓が5割、彼女が恥ずかしがってる姿を見てチンポをイキり立たせたいという気持ち100割である。
これを見ている淑女の方々へ。
我々男性がハメ撮りをしたがるのは仕方ない事なのである。「ぅん...マー君の夢のためだもんね...」と彼氏のために一肌脱いで欲しいのだ。(二つの意味で、うまい)
だがくれぐれも勘違いしないで欲しい
「オトコってハメ撮りが好きなんでしょ? とってみなよw」
そんなことをのたまうそこのお前。
俺たちは淑女がカメラの前で必死に手で顔を隠しながらもガードがガラ空きになった下半身をこねくり回し段々と「もうスキにてたもぉ〜!!!あたい頭おかしくなるたい!!!」と最終的に手をおっぴろげに全てをさらけ出す彼女が見たいのであって、テメェのガバガバになった穴と性道徳には興味ねえんだよ。旬の秋茄子を突っ込んでやろうか。育て!マーボーナス!
ととのつまり俺たちはハメ撮りがしたいんだ。
誰しも心に小さなAV監督を飼っているのだから。
男の夢、壊さないでやってくれないか?
これは当時付き合っていた彼女とLINEしていた時のことである。
「次はちょっとハメ撮りとかしてみない?😜」
ドキドキしながら送信した数分後、彼女から一つのURLが送られてきた。
そこには彼女が顔を手で隠しながらも他人のちんこをねぶり回す動画がバッチリと収められていた。
彼女は言った。
「これで満足したか?」
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くれぐれも「ハメ撮りがしたい」などと軽率に口に出してはいけない。
僕のように深いトラウマを残すことになりかねないのだから。