生活

食べ物で遊ぼう

冬来たり





久々に飲まないか? 大学の同期であるSからラインが来た。

Sは同じサークルの仲間であり俺たち陰の者が集まる界隈には似つかわしくない丹精な顔立ちをしており俳優の成宮君が不健康な時と言った感じである。後に成宮君が薬物容疑で捕まった際はヤク中の成宮そのものであった。

 そんな成宮と会うのは大学卒業してぶりであり2年近い再開だ。
 成宮は風の噂で結婚したと聞いていた、彼の大学時代といえばチンコの乾く暇がないほどのプレイボーイであった彼の吉報を聞き俺は半ば信じがたかった。

 そしてその噂を聞いた時には既に子供は生まれており新居を買いサークルのメンバーを呼んでホームパーティを行った後だという、おかしいな 俺は? 呼ばれてないんですけど。
 成宮の吉報を聞いた瞬間、脊髄で彼に電話をかけた

俺「お前俺になんか言わんといかんことあるんちゃうか」

成宮「...???」

俺「こう...なんか大きい買い物とかそういうのあったんじゃない?」

成宮「ああ、でかい空気清浄機を買った」

俺「そうだな、こう...空気とかも気を遣わないとあかんもんな...その買うきっかけとかさ...」

成宮「最近乾燥がすごいからね」

俺「そうじゃない」


半笑いでシラをきり続ける成宮 何でだよ 俺に知られたらまずい事でもあるのかよ


そんな成宮と2年ぶりに再開し会話をした



「仕事は?」



「ローンの支払いは?」



「子供の名前は?」



「結婚はしないの?」



「〜が仕事をやめたらしい」



そんな調子で会話を続けたが俺にはどうもしみったれた感情にしかなれなかった。


成宮は既にパパになっていた 未来を見ていたんだ


チンコの乾く暇なんてないぜ 2日もあいたら乾いて化石になっちまう おら天然記念物だ ありがたくしゃぶれや

そう語るあの頃の成宮はいない



俺は未来の話をしない いや、出来ないの方が正しいであろう

それは、何も世の中に悲観をしているとか、全てのことに絶望を抱いているからだとか、そんな安っぽい感情からでは決してない。俺には過去しかないからだ。

俺が過去と呼ぶのは2、3年前だ まだギリ許されるであろう

 ただ今後10年20年経って 俺は何にすがって生きていくんだろうな



また一年経ってしまった 今年を振り返るほど思い出がないな 2、3年前以来 全くと言うほど記憶がない 


そいえば夏くらいにこのブログを読んだライターの人から映画の記事を書いてくれないかと仕事の依頼がきた なんか金もそこそこ出るらしい


無理だよ無理 適当な理由つけて断ってしまった俺の脳は過去と妄想の話しか出来ないんだ


信じてくれた人を裏切るのは辛い

親をはじめ色んな人の期待を裏切って過ごしてきた
俺はこうなんだから仕方ないだろうというビッグダディ並みの言い訳しか思いつかない


俺はどうしたかったんだろうな どうしたいなんてことは分かっているしそれはもう今では不可能なことも分かってるんだ

ただもう少し もう少しだけ 安い発泡酒を飲んで「誰と誰がヤッた」みたいな話を続ける時間が続くと思ってたんだけどなぁ...




年の瀬ってのはどうもしみったれるそういうもんだろ?なあ

風俗で童貞は卒業できるか



「一回風俗行って来なよ、練習だと思ってさ」



童貞なら一度や200万回は言われる言葉である



俺は20いくばかまで童貞だった訳だが、「はじめては好きな人と」そんな妄想にかまけていた訳じゃ断じてない


思い返せば初めての行為をする前に彼女は2週間前後で終わったものを含めれば6人いた

その6人の中には風俗嬢もいた。



それでも俺が童貞を捨てられなかったのは、面白くないからだ



年々童貞卒業のハードルというものは中国の高度経済成長並みに成長しつつある。




誰しも童貞卒業のエピソードと言えば、
「台湾の風俗で卒業しようとしたらチャイニーズマフィアに囲まれた」だの「顔射しようとしたらびっくりした相手に蹴られ自分の顔に顔射した」等これらは全て僕の友人達の実話であるが、童貞卒業とは面白くなければならないというのが心のどこかで強迫観念として残っていた。





そもそも童貞卒業とは何を指して卒業なのだろうか

度々このブログではどこからが「セックス」なのだろうか?という議題を掲げている




ポンチをコマンにウヌパウヌパしただけではセックスになり得ないとは度々ブログで説明している。


それに
「一回風俗行って来なよ、練習だと思ってさ」

という、即ち ちんこを穴に突っ込めば果たして童貞卒業と言えるのだろうか

例えばこの同人誌の様に

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天井から落ちてきてホールインワンした場合、これは童貞卒業と言えるのだろうか



否、童貞卒業とはいわば精神面においての成長 
もしこの様な体験をしたとして人生何か変わるだろうか?   100万回ぐらい擦れる鉄板ネタは出来るが精神面としては何も変わらないのだ

その理由として「自らの意思がない」という点が考えられる



では自らの意思が介在していれば童貞卒業になり得るのだろうか?
やってやるぞ! という意志を持って挿入をキメれば童貞卒業になり得るであろうか


例えば、時間を停止してやりたい放題やったとしよう、これはもう自らの意識でセックスをしていると言っても過言ではない。
じゃあ時間停止セックスをした場合は童貞卒業になり得るか



答えはNOだ これもまた精神面での成長という点で見れば独りよがりの勝手な行為に過ぎない。
童貞の卒業という点においては「相手側の意識」これもまた重要な要素だ

簡単に言うと合意じゃないと童貞卒業とは言えないよ〜って話です

もしあなたの友人が
「俺この前童貞卒業してさ... どこで出会ったか? 夜道一人で歩いてたからすれ違いざまに腹殴って 叫んだら殺すぞって... いやぁw童貞卒業ってこんな清々しいんだなw」

みたいな事を言い出したら、童貞卒業おめでとうなんて言えるかって事ですよ。

要は童貞は合意じゃないと卒業じゃないんだよ


その点において

「一回風俗行って来なよ、練習だと思ってさ」



なんて軽薄な言葉をまだ言えるだろうか、


根本的な解決に何もなってないのだ

これじゃ嫌いなものを刻んでハンバーグに入れ「ほら食べれたでしょ?」なんてほざくアホ女と全く一緒である


童貞という生き物は合意じゃないと嫌なのである


例え無人島に男女で2きりで流れ着き2週間が経ち、これはもうレイプされても仕方がないという場面であっても合意じゃないと嫌 これが童貞という生き物である どこまでも優しくどこまでも気持ちがわr...


それと他に個人的に童貞を卒業したくない理由が俺にはあった。



俺は学生時代の殆どをオナニーに捧げてきた。
それは視覚 聴覚 だけでなく嗅覚や味覚までも使い 五感を研ぎ澄ましたオナニーをしており、それはもうオナニーではなくセックスであった。


そんなほぼセックスであったオナニーに童貞卒業という経験、リアルというエッセンスを一滴垂らした時に、今まで自分がやってきたオナニーが過去になってしまう そう考えただけで俺の今までしてきた事、信じてきたことが無駄という事になる、そんな事が起きたら俺はもう一歩も歩けない。



人それぞれ怖いのだ 未知ってやつが



だからまあ、童貞って奴はほっといて欲しいんだ。
もちろん「俺童貞でさ〜」なんて自虐する自分のアイデンティティか何かと勘違いしてるバカは殺して構わない。 


 ただまあ何も言わない童貞はほっといてあげなね あいつらの闇は一回酒飲んだくらいで吐き出せるほど浅いものじゃない時もあるんだよ そんなもん酒のアテにしたって仕方がないだろう



まあ人の話は聞くものだってのは彼等だって分かってるだろうが、そんなんで曲げれたら今頃童貞じゃないっての ねぇ?



俺も血圧が上下3桁超えてから色んな人からタバコと食生活うるさく言われるけど無理して未来のこと考えることもないだろう
健康診断の結果をケタケタ笑いながら吸うタバコの味もなかなか悪くない




映画



映画です 映画




最近良かった映画です





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最近見た中で断トツでオモロ

90年代くらいの邦画、盗聴マニアの男にドキュメンタリー取材中、ヤクザ同士の会話を盗聴してしまい思わぬ方向に進んでいくモキュメンタリー作品。


若い頃の浅野忠信がオタク役を演じててしみじみする。




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「アナと世界の終わり」

ゾンビxミュージカル映画爆誕

両方のいいところを綺麗に混ぜ合わせてビビるくらい面白かった びっくりする程曲がいい

普段のあまったるいミュージカル映画では見られない、ゾンビパニックで狂ってサイコパスになった人の曲とかあって凄いサイコー

とはいえミュージカルの長回しとかはないので純粋にミュージカル好きな人とかよりもショーンオブザデッドとか好きな人にはかなりおススメです




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アメリカンアニマルズ」

冴えない大学生4人組が12億のビンテージ本を盗み出した実話を映画化

新感覚ドキュメンタリーって感じの映画、実話を映画化しているが、ストーリー中に本人達がガンガン出てくる。 心理描写として当時の自分と会話したりと見せ方が斬新すぎる

基本は本人のインタビューと映像が流れる「それで花山が負けたかって? いやいやあなたは花山薫という人間を何もわかってないw」 みたいなグラップラー刃牙形式に近い。

 予告映像は「おバカな4人組が強盗やっちゃった❗️」みたいな紹介になっているが、バチクソに鬱映画なので気をつけた方がいい。胸糞映画などを観ても何も感じないのですが、アメリカンアニマルズだけはマジキツい。キツかった。めちゃくちゃくらった映画です。



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「フォーンブース」

公衆電話が鳴っており、たまたま通りかかった男がそれをとると「お前を今遠くから銃で狙っている」と聞こえてきた...

よく脚本の面白い映画は密室でも面白いと言われる、有名なのが「怒れる11人の男」であり、これは裁判について11人の男達が密室で2時間会話するだけの映画だがかなり面白い フォーンブースはその上 80分間電話ボックスから一切移動せず衝撃的な展開をする 脚本が神 天才が書くと電話ボックスで会話してるだけでもめちゃくちゃ面白い。



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「NO」


これも実話を映画化したもの80年代のチリの話

すげぇ独裁政権だったんだけど投票のために反対派は深夜に15分だけCM流していいことになったんだって。

それに若手のやり手広告マンが選ばれてまるでコーラのCMの様なユニークでユーモアなCMを作ったんすけどそれが凄い人の心を動かしてって感じです。

あの、凄い良かったんでみて下さい



解散




雑記



 3連休が終わった

9月だってのにまだ暑い


先日同期達と飲み会で「大学卒業時にバイク事故で死ぬべきだった」という話をした。

ずっと思っている 毎日毎日を過ごしていく内に人生のピークから段々と下っているのが手を取るように分かる。 別に何か具体的にあった訳じゃない ただ確実に未来よりも過去を追う回数が増えている。

お前らもそうなんじゃないのか? 今を生きて行く上で何が楽しくて生きてるんだ?

たまに「生きる理由が分からない」とかほざく馬鹿がいる。生きるのに理由なんてない それを無闇に探して自分に意味を見出す事なんて出来ない。仮に見つかったとしたらそれは勘違いだ 俺もお前も勝手に生きて勝手に死ぬそれだけに過ぎない

だけど周りの奴らはちょっと人生楽しみすぎてないか? 何があるんだ 教えてくれ その薄っぺらい人生にどんな意味を見出してるんだ? 最近カクテル作りにハマって毎日家に帰るのが楽しみ?死んだ方がマシだな


ただ勘違いしないで欲しい 死にたくはないんだ俺は、人生ずっと下り坂で何をしても今後あがることはない  それならいっそ一番下に堕ちる前に終止符を打ってほしいんだ。
死にたいんじゃない 厳密に言うと「生きたくない」トドメを派手にくれて欲しいんだ。


俺が何故こうなったかは手に取るようにわかる。1ミリも自信がないのにプライドだけは人一倍高いからだ。

だから「死にたいなら死ねば?」の類いの言葉を受け取ると、

「は?ふざけんなテメェが死ね!」

と言わんばかりの言葉が湧いてでてくる それは仕方のないことだ。何故なら俺より死ぬべき人間が億万といるからだ。

兎にも角にも、会社の同期達はポカーンとしていた、本当に悪い事をしたと思った。 そしてそこに嫌でも所属しなければいけない自分の状況に嫌気がさした。

最近色んな人から怖いと言われる。

俺は怖くない。言いたい事を言ってるだけだ。

暴言は言う 別に許してもらおうとも思ってないし いつか全部自分に返ってくるんだろう

でもその暴言ってのは当てつけなのかもしれない
そっち側にいつまで経っても行けない俺なりの妬みだ


夜は冷える 今日から寝巻きをヒートテックにした
読み返して思う 次はもう少しマシな文を書こう






騙されて死体清掃のバイトした話

 

 
 
 
 
 
いやはや、秋茄子は嫁に食わすないうとりますが...
 
 
 
イィィィヤァァァ落語の始まり!
 
 
 
昔話です
 
 
自分が大学生頃の口癖は「学生でバイトする奴全員しょーもない」でとにかく働くのが嫌で嫌でしょうがありませんでした。
 
 
 
メインの収入源といえばお年玉と月一で母がくれるお小遣いという中学生と同じ給料体制で大学生活を送っていました。
 
 
 
それだけでは本当に無理で近所の祖母の家に行くと「これで本でも買ってねぇ」と1000円をくれたのでそれでよく帰りにタバコを二箱買っていました。
 
 
 
 
それでも無理な時は最終手段で21にもなって母親の財布から千円ずつ抜き取ったりもしていました。
 
 
 
でもある日
 
「財布の金減ってんだけどあんた知らない?」
と言われましたが
 
 
 
 
 
「うるせぇババァ!!!!!!!実子の言うことが信じられないっていうのかよ!?!?!!」
 
 
 
 
 
と50倍くらいの勢いで怒鳴ると黙りました。
 
 お母さん泣いてたなぁ。
 
 
 
 
 
 
そんな僕にも天職が見つかりました、派遣で見つけたゲームのデバックアルバイトです。
 
 
 
ゲームして金もらえるの!?!?最高じゃん!
つって早速行きました。
 
 
 
実際はちょっと違ってパチンコ台の演出のデバックというバイトで9時から17時までずっとパチンコの演出を見続けるだけという30分が何十時間にも感じられる地獄のような空間でした。
 
 
僕の他にいるバイトの人は明らかに世俗を捨てた人ばかりで同じ演出を何回見ても声を出して笑っている脳イキしてる人もいました。 
 
 
 
あぁ僕は今この人達と同じ階層にいるんだなぁと嫌なのだけど変に落ち着くそんな空間だった。
 
 
 
 
そんなある日派遣会社から電話が来た
 
 
 
 
「今度の日曜空いてますか?」
 
 
 
 
「空いてますよ〜(またデバックのバイトかな?)」
 
 
 
「簡単な家具の運び出しのバイトあるんですよ〜なんとお昼代も出ちゃうんです!!!」
 
 
 
 
死んでくれ
 
 
後から用事を言うな クソな友達か
 
 
僕は本当に心が弱いので容易に空いているといった手前断ることができず、引き受けた。
 
 
 
 
 
当日____
 
 
 
集合場所に集まるとそこはどう見てもヤバいゴミ屋敷だった。
 
 
 
おかしい、てっきり引越しか何かだと思っていたがどう考えても嫌な予感しかしない。
 
 
 
集合場所には他にも派遣で来ている人がいた、そしてその中には脳イキもいた。
 
 
 
全員が全員、首をかしげている どうやらこいつらも騙されてきたらしい。 脳イキはゴミ屋敷を見てテンション上がったのかニヤニヤしながら色んな人に話しかけていた。
 
 
 
 
 
しばらくすると業者の人が来た、明らかに胡散臭い街のお掃除屋さんみたいな2人組だ。
 
 
「いやぁ〜お待たせお待たせ 今日してもらうのはゴミ屋敷の掃除です! 住人は孤独死しちゃったらしいんだけど、保護者がいなくて法律的に手が出せず半年ぐらい経ったけどようやく片付けれる事になったんだよ! 本人は有名な書道家みたいな噂があるから凄いお宝出てくるかもよ〜〜〜!!! じゃあレッツ宝探し!!!エイエイオーーー!!!」
 
 
 
 
ばかしかいねぇのか
 
 
 
 
要約するとこの物件はゴミ屋敷で死体は片付けたけど本人の溶けた体液はそのまま放置で半年間そのままとのことこれから消臭作業のためにまず大量のゴミを片付けて欲しいとのこと。
 
 
 
お昼代付き時給1000円の仕事ではない。
カイジの地下くらい物価作業だ。
 
 
 
 
それにこのアホ業者達は俺たちにコンビニで売っているマスクを一つ渡した。
 
 
 
 
 
これだけ?????私服なのだが????
 
 
脳イキだけは「アリガトウゴザイマス!!!」って声高らかにゴミ屋敷へ入っていった。
 
 
 
 
オラオラオラオラ俺たちも脳イキに続け〜〜〜〜〜!!!!!!!!
 
 
俺たちも半ばヤケのような状態で入って行く。
 
 
 
入った瞬間に喉に手を突っ込まれたような凄まじい異臭がした。臭いとかそういうのじゃなくて死臭ってこんな感じなんだみたいなそんな匂いだ。
 
 
 
 
それだけじゃない見渡す限りにゴキブリの数である
常に視線のどこかで黒い何かが動いているようなそんな空間だ。
ゴキブリの卵とみられるものが数千個至る所に張り付いており、その見た目があずきにそっくりな事から俺は今でもあずきが食えない。
 
 
 
その日だけで数百匹のゴキブリとデカイ蜘蛛を見た 現代社会において存在するジャングルだ。食物連鎖の世界がそこにあった。
 
 
 
ゴキブリが出る度に俺を含めいい歳した男達が「ヒャッッッッッッ」と声をあげたが人間とは恐ろしいもので段々慣れて誰も何も言わなくなった。
 
 
ただ一人 脳イキだけは最後まで「ヒャッッッッ」と言い続け全員をイライラさせた。
 
 
 
中央のお茶の間にある布団近くだけは一際匂いがキツく布団にはベッタリとした何かの跡に大量のウジ虫が湧いていた。 全員が全員見て見ぬふりをする。
 
 
 
キツすぎる刺激臭 蠢く大量の虫達 
それをもうヤケになってゴミを投げながら片付ける俺________
 
 
 
きっとレイプされてる時ってこんな気持ちなんだと思う
 
 
2、3発殴られて知らないおっさんに押さえつけられながら腰を振られ「お嬢ちゃん....天井のシミ数えときゃあすぐ終わるけんのぅ...」と言われる気持ちだ。
俺は たしかにレイプされたんだ。
 
 
 
そしてお昼の作業が終わるとアホ業者に近くの喫茶店へと連れて行かれ
 
「みんな午前はおつかれ!!! お昼代はでないけど僕の奢りで何でも好きなもの食べていいよ!!!」
 
と悪魔のような笑顔で言った。
 
 
 
全員が全員、食欲などなく 俯いていた。 
そうレイプされたのだからここにいる全員は。
犯された後に飯を食える人間が何処にいる。
俯いた顔から涙を流さないようにするので全員精一杯だった。
 
これがお前らのやり口か 人間ってのはどこまで汚いんだ。
 
 
 
 
お昼休憩後は2階の清掃に取り掛かる
 
ゴミ屋敷の2階は書道部屋のようなものになっていた。
床一面に半紙が撒き散らかしてあり壁や天井にまで墨汁の跡がついていた。
俺たちはちょっとテンションが上がった。その時には既にレイプは「宝探し」へと変わっていたのだ。
 
 
人生ってのは何をするかじゃなくてどう楽しむかなんだぜ? Fu俺は滑り込む
 
 
どっからどう見ても「お宝」が出てくる雰囲気である、
 
 
 
 
「オイ!!!みんな来てくれ!!!!」
 
脳イキが叫んだ。
 
 
 
いそいそと集まるとそこにはお宝.....
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ではなく、ユーキャンの書道講座の箱が出てきた
 
 
 
 
全員が全員固まる
 
 
 
どうやら書道家というのはただの噂で趣味でやっていただけらしい
 
 
 
しかも途中から箱が空いてなかった、どうやら飽きたらしい。
 
 
 
アホ業者は「イイ落ちがついたね〜」とか笑っていた。殺す
 
 
 
その日の作業が終わり家路に着いた
 
 
 
 
俺は着ていた服をゴミ箱に捨て、泣きながらシャワーを浴びると次の日から派遣の仕事は全てバックれ祖母に顔を出す仕事へと復帰した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

童貞と三段論法







夏、


みなさん、セックスしてますか?


\うおおおおおおおおおお/


二階席!!!! セックスしてるか!!?!?



\うおおおおおおおおお/
\ありがとーーーーー!!!/
\金返せーーーーーー!!!/


僕はお盆休みですがアマプラでひたすら相席食堂みることによって口調が無事熊本弁ぽくなってきました。つまらない大学生の一途です。


さておき、


夏といえばセックス セックスといえば夏です


夏=セックス

これは論理学的に実証されています


三段論法というものをご存知だろうか


A=B   
B=C   ならば

A=Cが成立するというものです。


例として

Aは人間である
人間には寿命がある

Aには寿命がある

これが三段論法である


ここで夏=セックスの証明足り得る三段論法を見ていきましょう


夏=祭り=浴衣=扇情的な格好=セックス


この通りです


無理があるかって?



夏=桃が旬=おしり=おしりセックス


ほら


夏=スイカスイカップ篠崎愛=セックス


ほらほらほら


夏=夏目さゆり=セックス

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ほら!!!!!!!


このように夏とセックスは三段論法的に密接な関係にあるというのをいま実証した訳なのですが、俺が言いたいのはこんな事じゃないです


皆さん本当にセックスしてますか??ってことです


夏祭り神社の裏で扇情的な浴衣姿の彼女に欲情し、だんだんと反り立つその一本の大きなバチは
人生初めてのセックスで勝手がわからないなりに軽快にリズムを刻んでいく

き〜み〜が〜(パンッ)

いたな〜つ〜は〜(パンッ)

とおい〜夢のなか〜(パンッパンッパンッ)

よ〜ぞらに〜消えて〜た〜(大パンッ大パンッ大パンッ)

打ち上げ〜〜〜〜はーーーーーなーーーびーー

パンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!!!


カッッッッッッッッッッッ(ドピュ)







?????????








ご覧の通り僕は文字を書くことができなくなったんですけどそれはさておき、最高に高まった初セックスの後に我々男性陣は999割の人がこのように思う





「こんなもんか」






そう、どれだけ理想に描いた幻想郷にたどり着けたとしてもだ我々の十中八九が初セックスいわゆる童貞卒業の際に「こんなもんか」でセックスが終わるのである。


これはゆゆしき事態である。


たまに童貞だった奴がセックスを終え急に女について偉そうに語り出す瞬間が大学を歩けば10も100も聴こえて来る訳だが、これは「こんなもんか」で終わったことによって急に性行為を見下し始めた悲しい産物である。


ここに一つ 疑問を呈する


いわゆる「こんなもんか」のセックス


これは果たしてセックスなのだろうか???


否、そもそもだ このようなセックスを終えたとしてもいわゆる童貞の雰囲気をまとった主君は溢れるほどいるじゃないか


セックスをすれば童貞卒業というが、そもそも「こんなもんか」のセックスで童貞卒業といっていいのだろうか



僕が言いたいことをまとめると



「どこからがセックスなのだろうか?」



一般的にセックスとはオチンロンをオマンロンにウヌパウヌパした時点と言われているが、果たしてこの21世紀令和元年においてその定義は通用するだろうか?


否、古いあまりにも古い 通用するわけがないのである。


私の友人に経験人数が3桁いっているであろうギャルの姉ちゃんがいるのだが、彼女に聞いてみた


俺「姉さんどこからがセックスなんだい?」


女「ん〜 私がイッたらセックスかな〜それ以外はノーカンかな」


俺「じゃあ姉さん今までの経験人数は?」


女「3人」



ご覧の通りである、この女確実に3桁の男と寝てきたのに彼女の倫理観からすれば経験人数は3人なのである 嘘つくなボケ3ダースの間違いだろというツッコミはあまりに無粋なのである 何故なら21世紀令和元年ポピュリズムの時代なのだから。


ちなみにこの3人中2人はバングラディシュ人らしいワールドワイドだね 多様化万歳


そう SEXとは形のないものであり、その定義も曖昧模糊としている。


お前ら一般人の作った定義に縛られてないか?


いいかルールってのは守るもんじゃない 自分で作っていくもんだ!!!!


さぁ夜明けは近い!!!!!


童貞を卒業したと思ってるお前 これを読んでるお前だよお前 果たしてそれでも自分は童貞を卒業したと言い切れるか??? 明日から自分の影だけを見つめて生活しろ


自分の事を童貞だと思いこんでるお前!!!
いいか セックスってのは行為のことじゃない、経験のことだ生き様が滲み出るんだ。



今からお前の童貞を俺が卒業させてやる。



いいか、


オナ禁ってあるよな?
オナニーを我慢するあれだよあれ 


あれって用途としては「オナニーをより気持ちよくするためのスパイス」だよな?


って事はだぞ?「オナニーをより気持ちよくするためのスパイス」つまりセックスでいうとこの前戯よ、これってさもうオナニーだよな?


オナ禁=オナニーをより気持ちよくするための行為=オナニー

つまり、「オナ禁=オナニー」

な訳よ


いいか?ついてこれてるか? 

どんどんいくぞ付いて来い



我々はしばしばセックスの予定が入ると当日までオナニーを我慢するよな?

今週末は風俗行くからオナニー我慢するぞ!!ってあれですよアレ


このオナ禁ってのはととのつまり「セックスをより気持ちよくするためのオナ禁」な訳よ


まてよ?するってえとなんだい? セックスをより気持ちよくする行為ってのはととのつまり前戯じゃないか!?!?そらもうセックスじゃねえのか!?!?!?


オナ禁=セックスをより気持ちよくする行為=前戯=セックス


あれ?????!?!?!?


ここに 「オナ禁=セックス」の三段論法が完成してるじゃねぇかよヒト畜のダンナァ!!!




童貞のお前ら オナ禁したことあるよな?



それはね、もうセックスだったんだよ



童貞卒業おめでとう!!!!!
シンジ君おめでとーーーー!!!!











ご覧の通りこれが詐欺のやり口です


7payしかりインターネット犯罪も増えてきているこの世、おじいちゃんおばあちゃんにこのブログを読ませて詐欺犯罪の予防に努めましょう 僕からは以上です。























人に優しく



俺の話をしよう

先月父親が死んだらしい

いや、厳密に言うとこれから死ぬらしい

それは実家に帰ると、安楽死の同意書の様なモノを母が出してきたからだった。

父親とはかれこれ7、8年会っていないそれもよくある離婚話で意外性もなく時間の問題だと子供ながらに感じていた。

ある程度物心ついた頃には家族なんてものは既に終わっていた、父は犯罪者 母は鬱病、姉は引きこもり そんな不出来な人間たちが家族のフリをしながら一つ屋根の下暮らしていただけだった。

中学時代は特に違和感こそなかったものの、高校にもなると「あぁ...俺の家は普通じゃないのか...」と感じることが日に日に増えていった。


ある日、母が「先生」という人を家に連れてきた。スピリチュアルパワーで姉の引きこもりを治すというのだ。

犯罪者、鬱病、引きこもり “宗教”←NEW!

かろうじて保たれていたダムが決壊したのを感じた

そんな事は御構い無しに、高校時代の俺はスカイプチャンネルの女に電話越しにオナニーさせることと部屋をイカ臭くさせることの2つに青春を捧げていた。 俺は俺でそれどころではなかったのだ。

俺は興奮して2chに「家に宗教家が来て除霊するらしいwww」みたいなスレを立てその光景を実況中継しようとした。

「先生」が言うには姉にはキツネの霊が取り憑いておりそれが悪さをしているとのこと いい商売だ

因みに先生は前世を見る事ができるらしく、俺の前世は溺れ死んだ海賊らしい いい商売だ


家はよくわからない除霊グッズが置かれる様になり、そのうちの一つ玄関にあった清めた盛り塩がある日溶けて真っ黒になっていた。 俺は見なかった事にして台所から新しい塩に替えておいた。ファインプレーである。

スレは特に反応なくすぐ落ちた。

今では引きこもりだった姉も社会復帰し、今年から看護師として働き、無事二回目の婚約破棄をしたらしい。二回とも姉の浮気である。

元々そんなに兄弟仲は良くないが、まだ遊びてえよな みたいな話をした 血は争えない

父の同意書については特に話もしなかった、それはもう話のついている事であって今更話をする事でもないからだ。もはや今になってこいつはまだ俺たちに迷惑をかけるつもりなのかといった感情もない、もう終わった話なのだから。


父は今頃どこかで野垂れ死んでいるだろう、だけど今でも地元の近くを通るとどこか父の残像を目で追ってしまう。

特技は飲酒運転と強く言い張り常に時代と逆行する姿はどこか好きだったのかもしれない

生きていると許せない事がありすぎる、ただ息をしているだけでも自分の中で精算のついてない事が増えていく、いつしか辛い事があると笑い話にして片付ける弱い人間になってしまった。
こうやって一つ一つを切り売りしているといつか自分の中の「イイ人」のイイの部分がゆっくりと溢れ落ちていく気がする。もう戻ることはない。

明日からまた仕事だ。